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CodeRabbit Review の新機能: Code Peek、Chat Agent など

by
Atsushi Nakatsugawa

Atsushi Nakatsugawa

May 27, 2026

2 min read

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AI Code Reviews | CodeRabbit | Try for Freeの意訳です。

CodeRabbit Review は今月初めに公開されました。これは新しいレビューインターフェースで、プルリクエストをフラットなファイル一覧として扱うのではなく、順序付けされたコホートとレイヤーに再構成します。これにより、変更が実際に作られた順序に沿って読めるようになります。リリースから 2 週間で、いくつかの機能が追加されました。新機能を見ていきましょう。

コホート: 同じ PR 内にある独立した作業単位

現在のプルリクエストは、特に AI エージェントが作成した場合、1 つの内容だけで構成されていることはほとんどありません。1 つの PR の中で、新しいデータモデル、それを利用するバックエンド、無関係なバグ修正、設定変更がすべて同じ差分に含まれることがあります。上から順に読むと、数ファイルごとに無関係なトピックを行き来することになります。

Change Stack は、差分を コホート にグループ化します。コホートとは、関連する作業をまとめた小さな独立単位です。各コホートはそれぞれ独立した小さなウォークスルーになっており、順序付けされたレイヤー、範囲ごとのサマリー、必要に応じた図を持ちます。1 つのコホートを読み終えてから次のコホートに進めるため、PR 全体を頭の中に保持し続ける必要がありません。

手書きの 80 行程度の変更であれば、この機能はそれほど重要ではないかもしれません。しかし、3 つの無関係な関心事にまたがる 1,400 行の AI 作成 PR では、「これは明日レビューしよう」と先送りするか、今すぐレビューを進められるかを分ける違いになります。

Code Peek: レビュー画面を離れずに何でも調べられる

コードエディタに、Kotlin の設定ファイルの差分ビューとハイライトされたコード変更が表示されています。

差分を読んでいて関数呼び出しに差し掛かったとき、ごく自然な疑問が出てきます。これはどこで定義されていて、他にどこから呼ばれているのでしょうか。

多くのレビュアーにとって正直な答えは、「別タブで開いて grep して調べる」です。通常は、状況を把握するのに数分かかり、その後レビューのどこにいたのかを忘れてしまいます。

Code Peek は、その寄り道を不要にします。差分内の任意の変数、関数、クラス、型名をクリックすると、Change Stack が GitHub コード検索を使って、定義や使用箇所の候補をインラインで表示します。周辺のコンテキストも表示されるため、ページを離れずにコードを追えます。結果が PR 内で実際に変更されたファイルを指している場合は、Open in Change Stack アクションでそのファイルへ直接移動できます。Change Stack はページ内の戻り履歴も保持するため、シンボルを 3 ファイル先まで追っても、最初の場所へ戻れます。

長いレビューを、考古学的な発掘作業のように感じさせないための、小さいながら効く機能です。

Chat Agent: PR に質問する

プルリクエストに関連するアプリケーションアーキテクチャの変更について、ダークモードのチャット画面で会話している様子。

ウォークスルーや範囲ごとのサマリーは、レビュアーがよく抱く疑問に答えてくれます。ただし、ときにはそこに含まれていない具体的な質問や依頼をしたくなることがあります。

  • NotificationDispatcher.kt では具体的に何が変わりましたか?
  • dispatcher の変更に依存しているレイヤーはどれですか?
  • このストレージアダプターのリネームについて順を追って説明してください。

Change Stack の Chat Agent タブでは、作業しているその場でこうした質問ができます。Chat Agent は PR 全体、つまりすべてのコホート、レイヤー、変更行のコンテキストを持っており、すでに開いている同じ画面内で回答します。PR を要約してもらうために別のチャット画面へ移動する必要はありません。AI は、あなたが見ている同じ差分上にいます。

これは、PR を書いたチームメイトに聞きたくなるような質問に特に役立ちます。違いは、質問するために誰かがオンラインである必要がないことです。

重要度ラベル: 重要度でトリアージする

ダーク UI に「Notification Event Dispatch System」と、その「Notification Events」の説明が表示されています。

長い PR では、CodeRabbit の指摘リストも長くなります。そして、すべての指摘が同じ重要度ではありません。ブロッカーになるものもあれば、改善提案や細かな指摘にとどまるものもあります。

Change Stack では、フィルタリングやグループ化に使える 4 つの重要度カテゴリが表示されるようになりました。

  • Critical
  • Major
  • Minor
  • Trivial

これらは、CodeRabbit がコメントにすでに付与している他の 2 種類のラベル群とは別のものです。Comment type は、そのフィードバックがどの種類かを示します。たとえば潜在的な問題、リファクタリング提案、細かな指摘などです。Effort は、その修正にどれだけ取り組む価値があるかを示します。たとえば、quick win、heavy lift、poor tradeoff、low value などです。これらのフィルターを組み合わせることで、「critical または major の potential issue だけを表示する」といったことができます。これはPR を次の 1 時間でマージ可能か判断する場合や、本当にもう一度レビューが必要か見極める場合に便利です。

試してみましょう

大規模な AI 生成 PR を開き、何が何に依存しているのかを把握するためにファイル間を行き来していたなら、Cohorts と Code Peek はその作業の一部を減らしてくれるはずです。

PR 全体を読み直して答えを探す代わりに、PR に直接質問したいと思ったことがあるなら、Chat Agent でそれができるようになりました。

CodeRabbit の指摘リストがかなり長くなっていた場合は、重要度フィルターによって、より速く必要な情報にたどり着けるようになります。

Change Stack は早期アクセス中で、現在は GitHub でのみ利用できます。ローンチ期間中はすべてのユーザーが利用でき、今後は Pro+ プランの一部になります。次回 CodeRabbit の PR コメントで Review Change Stack ボタンをクリックして試してみてください。

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