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スモールチームの大きな武器──CodeRabbit導入で変わったneccoの開発生産性

by
Atsushi Nakatsugawa

Atsushi Nakatsugawa

May 28, 2025

1 min read

May 28, 2025

1 min read

  • さまざまな技術スタックを駆使するneccoの開発体制
  • レビュアー・レビューイ双方の精神的な負担がネックに
  • 新規案件の導入からスタート
  • 明確なコストが導入を後押し
  • 同じ指摘が減り、心理的負担が軽減
  • ユーザビリティやデザイン面でのサポートも期待
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株式会社neccoは、Web制作を中心にブランディングからロゴデザイン、サイト実装までを一貫して提供するクリエイティブ企業です。プロジェクトの初期段階からクライアントと並走し、経営視点に立ったデザインやシステム提案を行うことを強みとしています。サイト制作のみならず、3Dやモバイルアプリなど多様なスキルを持つチームで、柔軟かつ広範な領域をカバーしています。

そのneccoにて、開発と品質管理を統括するのがCTOの佐藤さんです。今回は、同社におけるCodeRabbitの導入背景、活用の工夫についてお話を伺いました。

さまざまな技術スタックを駆使するneccoの開発体制

neccoでは、開発メンバーの構成がコンパクトで、佐藤さん自身がすべてのコードの最終レビューを担当しています。納品後に自社で運用を行わないケースも多く、プロジェクトごとに仕様が異なる中でも高品質なコードを担保する必要があるためです。

また、Web制作における実装は多様な技術スタックにまたがることがあり、フロントエンドだけでなくPHPなどのサーバーサイド言語に関してもプロジェクトごとに最適な構成が求められます。そのため、少人数でも品質を落とさない体制構築が鍵となっています。

レビュアー・レビューイ双方の精神的な負担がネックに

少人数体制において、すべてのコードを人力でレビューすることには限界がありました。特にジュニアエンジニアが増えてくると、同じような指摘を何度も繰り返さなければならず、レビュアー・レビューイ双方にとって精神的な負担が大きかったといいます。

加えて、neccoでは案件ごとに技術要件やルールが異なることも多く、Lintなどの自動化ルールの統一が難しいという背景もありました。これにより、開発者ごとのばらつきを防ぐための工夫が必要とされていました。

「単純なミスの指摘を何度も繰り返すのが本当に大変でした。相手も“またやってしまった”という気持ちになってしまうし、お互いにとって良くないんですよね」

新規案件の導入からスタート

CodeRabbitを知ったのは、オープンソースのレビューサービスを試していた2023年10月頃。SaaS版として提供されている点にも魅力を感じ、実際に試したところ「意外と使えるかも」という第一印象を持ったそうです。

最初はWeb制作の新規案件で導入を試みました。ビジュアルやユーザビリティ面は人によるレビューが不可欠ですが、コンソールログの削除漏れなど、基本的なミスの検出には十分に効果があると感じたといいます。

「最初は機能が限定的だなとは思いましたが、初歩的なミスの自動検出は本当に助かります。コードレビューの基盤として活用できると確信しました」

明確なコストが導入を後押し

導入の決め手となったのは、価格と導入のしやすさでした。1人あたりのサブスクリプション形式でコストが明確であり、プロジェクト単位での変動がないため、継続利用に向いていると感じたそうです。

また、CodeRabbitは組織単位の課金になるので、GitHubとGitLabの2つで運用していると料金が倍になってしまいます。そのため、以前利用していたリポジトリをGitHubに統合するなど、運用の見直しも進めました。リポジトリがクライアント側にある場合など、一部利用できない場面もありますが、VS Code拡張機能がその課題を補完するのではないかと期待を寄せています。

「1プロジェクト単位で費用が変わるサービスよりも、1人あたりの定額制は導入しやすかったです。運用の見直しも進んだので、むしろ良いきっかけになったと感じています」

同じ指摘が減り、心理的負担が軽減

現在は、全プルリクエストに対してCodeRabbitによる自動レビューを必須としています。開発メンバーはまずAIレビューを通過させ、修正が必要なら対応、不要と判断した場合はその理由を明記、または佐藤さんに相談する運用です。

このプロセスにより、基本的なミスの削減が実現され、佐藤さんによる最終レビューに集中できるようになりました。リモートの開発者にとっても、レビュー前の安心材料として機能しているといいます。

「人にレビューをお願いする前に、一度AIに見てもらえるのは大きいです。同じ指摘を繰り返されることがなくなり、心理的な負担も減りました」

ユーザビリティやデザイン面でのサポートも期待

今後の期待として、プロジェクト単位で異なるルール設定の自動化や、ユーザビリティやデザイン面への対応の拡張が挙げています。現在はルールファイル(YAML)を手動で作成していますが、エディタ側でコードベースを解析し、推奨ルールを自動生成してくれる機能があるとより便利になるとのことです。

CodeRabbitは今後も進化し、neccoの開発チームをサポートしていきます。


株式会社neccoでは、フロントエンドエンジニアを中心に採用しています。また、東京に限らずリモートや本社のある秋田での採用も行っています。ぜひ採用ページをご覧ください。

採用情報 | necco inc.(ネッコ)