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AIレビューで負担を軽減 ジャンボ社が語るCodeRabbitの導入効果

by
Atsushi Nakatsugawa

Atsushi Nakatsugawa

August 04, 2025

|

1 min read

August 04, 2025

1 min read

  • 内製にこだわる自社開発体制
  • 増え続けるレビューの負荷と属人化の悩み
  • CodeRabbitとの出会いは偶然のX投稿から
  • 決め手は先発性とカスタマイズ性
  • 導入による効果と現場での使い方
  • CodeRabbitに今後期待したいところ
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株式会社ジャンボは、自分自身が熱狂し、ユーザーにも熱狂を届けるという「Passion to Life」をビジョンに、世界で通用するプロダクトの創出を目指しています。2025年12月までに、日本で最も愛されるサービスとなることを掲げ、日々プロダクト開発に取り組んでいます。

主力アプリは、リアルタイムで通話やライブ配信ができるコミュニケーションアプリです。累計会員数は1,100万人を突破し、モバイルアプリやWebアプリを含む15以上のサービスを展開しています。ジャンルを超えたつながりを生み出す仕組みにより、国内外問わず幅広いユーザーに利用されています。

今回は、同社CTOの花野さんと、テックリードの石田さんにお話を伺いました。

内製にこだわる自社開発体制

ジャンボは社員50名の内33名が開発者で、モバイルとWeb、バックエンド、インフラに至るまで全ての開発を自社で完結しています。全員が出社して同じ空間で働くスタイルを貫いており、実際に顔を合わせて熱量を共有しながら開発を進めています。

組織体制としては、Web事業部と国内アプリ事業部、海外アプリ事業部の3つに分かれ、それぞれiOSチームやAndroidチームが配置されています。インフラやバックエンドについては、事業部を横断して支える専門チームが担当しています。

増え続けるレビューの負荷と属人化の悩み

日々大量に生まれるプルリクエストに対し、少人数でのレビュー体制には限界がありました。特に大規模な実装になると、確認にかかる時間が増え、精神的な負荷も大きくなりがちです。レビュー担当がつい後回しにしてしまい、チーム全体の生産性に影響を及ぼすことも少なくありません。

また、コードレビューの質や視点がレビュアーに依存していたため、属人化の課題も抱えていました。誰が見るかによって指摘の内容がばらつき、レビュー品質のばらつきが生じる点にも悩んでいたといいます。

「大きい実装を少人数で見る場面も多く、レビューの負担が重くなりやすかったです。AIが最低限の品質を担保してくれるようになってからは、精神的にもかなり楽になりました」(花野さん)

CodeRabbitとの出会いは偶然のX投稿から

CodeRabbitを知ったのは2年ほど前、X(旧Twitter)上で偶然見かけた投稿がきっかけだったそうです。元々新しい技術に敏感だったこともあり、興味を持って試してみることにしました。

実際に使ってみると、自動生成されるシーケンス図に大きな驚きを覚えたといいます。視覚的な理解を助ける機能として、特に印象に残ったそうです。

「最初に見た時のシーケンス図が衝撃的でした。AIってここまでやれるのかと驚きました」(花野さん)

決め手は先発性とカスタマイズ性

CodeRabbitは当時のAIレビュー領域では比較的早い段階で登場したツールだったこともあり、他のサービスと比べて先駆者としての信頼があったと振り返ります。また、YAMLファイルを通じてリポジトリ単位のカスタマイズができる点も良かったとのこと。

他のAIレビューサービスも並行して利用しているものの、CodeRabbitの柔軟性やカスタマイズによるレビュー精度の向上は一歩抜きん出ているとのことです。

「最近ではYAML設定でレビュー品質をかなり調整していて、抽象的な指摘から本質的なフィードバックへと進化していると感じています」(石田さん)

導入による効果と現場での使い方

現在は、すべてのプルリクエストに対して、まずAIレビューを通す運用をルール化しています。これにより、ケアレスミスや簡単な文法ミスなどは事前にフィルタリングされ、人のレビュー工数の削減を実現しています。

なお、オンボーディングの一環として、新しいメンバーには敢えて最初はAIなしで自力でレビューを経験してもらい、その後AIツールに触れてもらうという段階的な導入方法を採用しています。チームごとにリポジトリ設定も分かれており、それぞれのスタイルで最適な利用スタイルをとっているとのこと。

「まずAIに通すという流れができたことで、明らかなミスに時間を取られなくなりました。レビューにかかる心理的ハードルも下がったと思います」(花野さん)

CodeRabbitに今後期待したいところ

現場ではすでにCodeRabbitの活用によって大きな効果を実感しているものの、さらなる進化への期待も挙がっていました。たとえば、設定権限の柔軟化です。リポジトリごとの設定を編集できる権限が柔軟になり、個々のチームが自由にレビューの条件を調整できると、さらなる活用が進むと考えられています。

そのほか、OpenAI以外のモデル、たとえばClaudeなどを明示的に指定できるような仕組みがあると、使い分けの幅が広がるのではという意見もいただきました。

CodeRabbitは今後もジャンボの開発体制をサポートし、アプリのさらなる発展に寄与していきます!


株式会社ジャンボでは、iOSやAndroidエンジニアなど、幅広い職種でエンジニアを採用しています。世界に通用するアプリ開発に興味がある方は、ぜひ採用ページをご覧ください。