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GitHub Copilotを使いこなす10の実践テクニック

by
Atsushi Nakatsugawa

Atsushi Nakatsugawa

Japanese,

August 06, 2025

1 min read

August 06, 2025

1 min read

  • ヒント1:得意な領域で使う
  • ヒント2:必要なコンテキストをきちんと与える
  • ヒント3:コメントやdocstringで意図を明確に伝える
  • ヒント4:意味のある名前を使う
  • ヒント5:CopilotとCodeRabbitを組み合わせて使う
  • ヒント6:プロンプトは具体的に、例も添えて
  • ヒント7:複雑な処理は小さく分割する
  • ヒント8:Copilot Chatとインライン補完を使い分ける
    • インライン補完が向いている場面:
    • Copilot Chatが有効な場面:
  • ヒント9:複数の提案を確認し、プロンプトを改善する
  • ヒント10:Copilotの出力は必ずレビュー・テストする
  • まとめ:GitHub Copilotを賢く使いこなそう
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10 Advanced Github Copilot tips & tricks | Copilot best practicesの意訳です。

GitHub Copilotは、現代の開発者にとって欠かせないツールのひとつになりつつあります。OpenAIのモデルによって駆動され、エディタ上でリアルタイムにコード提案を行ってくれるこのツールは、使いこなせば生産性を大きく向上させる可能性があります。Microsoftの調査によれば、開発速度が最大で55%向上するとも言われています。

ただし、Copilotは魔法の杖ではありません。放っておけば、頼りになる相棒というよりは、やる気のあるジュニアエンジニアが推測でコードを書くような挙動になることも。Copilotをうまく使いこなすかどうかは、ワークフローの設計と使い方次第です。

本記事では、CopilotがAI開発ツール群の中でどのように機能するのかを概観し、私たちCodeRabbitや多数の開発者コミュニティで得られた知見から、Copilotの効果的な使い方を10個のヒントとして紹介します。

ヒント1:得意な領域で使う

Copilotには得意なタスクがあります。そこに集中させることで、時間を大幅に短縮できます。

特に得意なのは以下のような作業です:

  • 繰り返しが多いコード

  • 単体テストの生成

  • 構文エラーの修正

  • コードの説明

  • 正規表現の生成

たとえば、ある関数に対して複数のユニットテストを書く必要がある場合、Copilotはコメントを元にそれらを一気に生成してくれます。

逆に、CopilotはUI設計やデータベーススキーマの構築など、コード以外の作業には不向きです。Copilotを「手の早いジュニア」として位置づけ、自分が設計と判断を担いましょう。

ヒント2:必要なコンテキストをきちんと与える

Copilotはエディタに表示されている情報をもとに提案を行います。そのため、関連ファイル(たとえば utils.py と models.py)を同時に開いておくと、より適切な補完が得られます。

また、使用予定のライブラリやフレームワークをあらかじめ import しておくことで、Copilotが適切な構文でコードを生成しやすくなります。たとえば import pandas as pd と書いておけば、DataFrame処理にはpandasを使うという前提で提案されます。

不要なファイルやコードが開いているとノイズになるため、作業に関係のないものは閉じておきましょう。

ヒント3:コメントやdocstringで意図を明確に伝える

Copilotにとって、コメントはプロンプトと同じ役割を持ちます。英語でも日本語でも良いので、やりたい処理を具体的に書いてみましょう。

例:

# 名前のリストを大文字小文字を区別せずにソートする

このように書くと、Copilotは sorted(names, key=str.lower) のような実装を自動で提案してくれます。

特に、入力と出力の具体例をコメントに含めると、より意図が伝わりやすくなります。あいまいなコメントではあいまいなコードが返ってくるので注意しましょう。

ヒント4:意味のある名前を使う

変数名や関数名は、Copilotにとっても重要なコンテキストのひとつです。たとえば check() や data1 のような名前では意図が伝わりづらく、提案されるコードも曖昧になります。

代わりに is_user_promotable() や calculate_invoice_total() のように、機能や目的が明確にわかる名前を使いましょう。

これは人間にとっての可読性だけでなく、Copilotの提案精度にも影響を与える重要な要素です。

ヒント5:CopilotとCodeRabbitを組み合わせて使う

Copilotはコードを書く段階で活躍しますが、書いたコードをレビューする段階ではCodeRabbitの出番です。CodeRabbitは、VS CodeやGitHubのPR上でAIによるコードレビューコメントを自動で追加してくれます。

Copilotでコードを素早く書き、CodeRabbitでレビューすることで、開発スピードと品質を両立できます。Copilotが気づかないエッジケースやチームのコーディング規約違反なども、CodeRabbitが検知してくれます。

CodeRabbitはこちらから14日間の無料トライアルが利用できます。

ヒント6:プロンプトは具体的に、例も添えて

Copilotに期待通りの動作をしてもらうには、明確かつ具体的なコメントが必要です。

たとえばログの1行をパースしたい場合、単に # parse log line と書くよりも、以下のように書く方が望ましい結果になります。

# "2025-06-02 09:00:00 - ERROR - failed to connect"
# のようなログをパースして、datetime, level, message に分割

このように例を添えることで、Copilotがフォーマットや処理の意図を正確に理解しやすくなります。

ヒント7:複雑な処理は小さく分割する

Copilotはシンプルで明確なタスクに強みを発揮します。逆に、複雑すぎる処理を一度に任せると混乱したコードが返ってくることもあります。

そのため、アルゴリズムの実装やCLIツールの構築などでは、まずステップをコメントで書き出し、1つずつCopilotに埋めてもらう方法が効果的です。

こうすることで、コードの確認もしやすく、品質の担保にもつながります。

ヒント8:Copilot Chatとインライン補完を使い分ける

Copilotにはインライン補完とCopilot Chatという2つの使い方があります。

インライン補完が向いている場面:

  • 単純なアルゴリズムやループの補完

  • コメントからそのままコード生成

  • 繰り返しパターンの埋め込み

Copilot Chatが有効な場面:

  • コードの意味やエラーの解説

  • 長めのコード生成と改良

  • セキュリティ意識など、ペルソナ指定のやり取り

両者をうまく使い分けることで、より柔軟な開発が可能になります。

ヒント9:複数の提案を確認し、プロンプトを改善する

Copilotは1つの提案だけでなく、複数の候補を持っています。最初の提案が理想的でない場合は、ショートカットキーやCopilotパネルを使って他の候補を確認しましょう。

それでも良い提案が出ない場合は、コメントやコードを見直して再度試してみると改善されることがあります。

ヒント10:Copilotの出力は必ずレビュー・テストする

Copilotが生成するコードは一見正しそうでも、バグやセキュリティの問題を含んでいる可能性があります。コードを本番環境に取り込む前に、必ずレビューとテストを行ってください。

  • 空入力や例外処理への対応

  • SQLインジェクションの可能性

  • 非推奨APIの使用

などを確認することが重要です。

静的解析ツールやLinter、セキュリティスキャナー(SnykやCodeQLなど)も積極的に活用しましょう。

まとめ:GitHub Copilotを賢く使いこなそう

Copilotは非常に強力なツールですが、使い方によってその効果は大きく変わります。この記事で紹介した10のベストプラクティスを実践することで、Copilotをただの補完ツールから、本格的な開発支援ツールへと進化させることができます。

定型処理はCopilotに任せて、自分は設計や問題解決に集中する——そんな開発スタイルを実現するために、ぜひ紹介したヒントを取り入れてみてください。

そして、CodeRabbitとの組み合わせもぜひお試しを!